横浜DeNAの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ベイスターズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/03
産経新聞社
横浜DeNAの歴代ベストナイン・二塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(横浜DeNAベイスターズ・二塁手編)
金山次郎(かなやまじろう)
投打:右投右打
身長/体重:169センチ/62キロ
生年月日:1922年7月19日
経歴:豊国商
○盗塁王:2回(1950、52年)
○オールスターゲーム出場:1回(1951年)
※チーム在籍時のみ。産業軍(現中日)時代に本塁打王1回、広島時代に盗塁王1回受賞。
快足を武器に塁上を駆け回った金山。球団創設年の1950年に加入し、初年度から主に「1番・二塁」として打率.311、185安打、74盗塁と持ち味を存分に発揮し、盗塁王に輝いた。さらに、52年にも2年ぶりのタイトル(63個)を獲得。わずか3シーズンの在籍だったが、盗塁数は179を数えるなど強いインパクトを残した。
チーム在籍時の通算成績は、363試合出場、打率.275、427安打、14本塁打、125打点、179盗塁となっている。