横浜DeNAの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ベイスターズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/03
産経新聞社
高木豊(たかぎゆたか)
投打:右投左打
身長/体重:173センチ/76キロ
生年月日:1958年10月22日
経歴:多々良学園高-中央大
ドラフト:1980年ドラフト3位
○盗塁王:1回(1984年)
○ベストナイン:3回(1985、90-91年)※1985年は遊撃手部門での受賞。
○ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞):1回(1983年)
○オールスターゲーム出場:8回(1983-86、88、90-92年)
走攻守三拍子揃ったプレースタイルで、機動力野球の象徴となった高木。1984年にリードオフマンとして打率.300、56盗塁の成績で盗塁王を獲得すると、遊撃を主戦場とした翌85年には屋鋪要、加藤博一との「スーパーカートリオ」で一世を風靡した。ポジションを二塁へ戻した87年以降も主力として活躍を続け、91年には熾烈な首位打者争いを展開。惜しくも受賞は逃したが、キャリアハイとなる打率.333、出塁率.427の好成績を残した。在籍13シーズンで打率3割を8度(1983-86、88、90-92年)クリア。計313盗塁、出塁率.379も傑出した数字となった。
チーム在籍時の通算成績は、1563試合出場、打率.298、1668安打、88本塁打、534打点、313盗塁となっている。