オリックスの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、バファローズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/06
産経新聞社
ダリル・スペンサー
投打:右投右打
身長/体重:190センチ/90キロ
生年月日:1928年7月13日
経歴:ウィチタ大-ジャイアンツ-カージナルス-ドジャース-レッズ
〇最高出塁率:1回(1965年)
〇ベストナイン:2回(1964-65年)
〇オールスターゲーム出場:2回(1964-65年)
メジャー仕込みの打棒で黄金期の礎を築いた大砲。豪快なプレーとは裏腹に研究熱心な一面を持ち、“野球博士”とも呼ばれた。1964年に来日し、1年目から36本塁打、94打点と本領発揮。翌65年には打率.311、38本塁打、出塁率.423とキャリアハイの数字を並べ、最高出塁率とベストナインに輝いた。その後は一、三塁も守り、中心打者として創設初となるリーグ優勝(1967年)にも大きく貢献。68年シーズン終了後には一度退団したが、3年後にチーム復帰を果たし、計7年間プレーした。
NPB通算成績は、731試合出場、打率.275、615安打、152本塁打、391打点、6盗塁となっている。