千葉ロッテの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、マリーンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/08
産経新聞社
千葉ロッテの歴代ベストナイン・二塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(千葉ロッテマリーンズ・二塁手編)
山崎裕之(やまざきひろゆき)
投打:右投右打
身長/体重:176センチ/76キロ
生年月日:1946年12月22日
経歴:上尾高
〇ベストナイン:4回(1969-71、74年)
〇ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞):1回(1977年)
〇オールスターゲーム出場:8回(1969-70、72-77年)
※チーム在籍時のみ。西武時代にベストナイン1回、ゴールデングラブ賞2回受賞。オールスター3回出場。
いぶし銀の活躍が光った山崎。ルーキーイヤーから遊撃のポジションで出場機会を得ると、二塁へ主戦場を移した69年には打率.301、14 本塁打をマーク。同年から3年連続ベストナインに輝いた。74年には主にクリーンアップを打ち、24年ぶり日本一に大きく貢献。在籍14シーズンで2桁本塁打10度(1968-72、74-78年)とパンチ力は際立っていた。また、守備面もコンバートによって安定感を増し、77年にはダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞)を初受賞した。
チーム在籍時の通算成績は、1577試合出場、打率.260、1411安打、182本塁打、659打点、108盗塁となっている。