ソフトバンクの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ホークスレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/10
産経新聞社
ソフトバンクの歴代ベストナイン・二塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(福岡ソフトバンクホークス・二塁手編)
岡本伊三美(おかもといさみ)
投打:右投右打
身長/体重:173センチ/74キロ
生年月日:1931年2月26日
経歴:洛陽高
〇最高殊勲選手(現最優秀選手・MVP):1回(1953年)
〇首位打者:1回(1953年)
〇ベストナイン:5回(1952-53、55、57,59年)
〇オールスターゲーム出場:4回(1953、55-56、59年)
南海(現ソフトバンク)黄金期に欠かせない存在となった岡本。「100万ドルの内野陣」の二塁手として攻守に高い貢献度を誇った。1952年にレギュラーを掴み、翌53年には3番打者として打率.318、19本塁打、77打点をマーク。リーグ3連覇の立役者となり、自身は昭和生まれ初となる首位打者、最高殊勲選手(最優秀選手・MVP)に輝いた。その後も主力として活躍を続け、59年にはチーム創設初の日本一に貢献。現役14年間でベストナインを5回(1952-53、55、57,59年)受賞した。
通算成績は、1289試合出場、打率.257、1018安打、125本塁打、513打点、182盗塁となっている。