ソフトバンクの“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ホークスレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/10
産経新聞社
本多雄一(ほんだゆういち)
投打:右投左打
身長/体重:174センチ/72キロ
生年月日:1984年11月19日
経歴:鹿児島実-三菱重工名古屋
ドラフト:2005年大学生・社会人ドラフト5巡目
〇盗塁王:2回(2010-11年)
〇ベストナイン:1回(2011年)
〇ゴールデングラブ賞:2回(2011-12年)
〇オールスターゲーム出場:1回(2011年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック出場:1回(2013年)
攻守にスピードを活かしたプレーが特徴の本多。卓越した走塁技術で高い盗塁成功率(通算76.2%)を誇った。ルーキーイヤーからレギュラーの足掛かりを掴み、翌2007年からは正二塁手の座を不動のものとした。リーグ優勝を果たした10年には、初の盗塁王(59個)を戴冠。翌11年には「2番・二塁」として全試合出場を果たし、キャリアハイの打率.305、60盗塁、リーグトップの53犠打、守備率.992の成績で日本一に大きく貢献。2年連続の最多盗塁に加え、ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝いた。以降は故障離脱も散見されたが、持ち味の快足は健在。100試合以上に出場した8シーズン(2007-13、16年)では、すべてで20盗塁以上を記録した。
通算成績は、1313試合出場、打率.276、1289安打、15本塁打、347打点、342盗塁となっている。
今回挙げた5人以外にも、桜井輝秀や、湯上谷竑志(宏)なども存在感を発揮。ドン・ブレイザー、トニー・バナザードら助っ人外国人選手も遜色ない活躍を見せていた。