西武の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ライオンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/14
産経新聞社
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(埼玉西武ライオンズ・二塁手編)
基満男(もといみつお)
投打:右投右打
身長/体重:172センチ/82キロ
生年月日:1946年11月10日
経歴:報徳学園高-篠崎倉庫
ドラフト:1966年ドラフト外
〇ベストナイン:1回(1972年)
〇オールスターゲーム出場:5回(1968、71-73、77年)
※チーム在籍時のみ。大洋(現横浜)時代にベストナイン・ゴールデングラブ賞1回受賞。オールスター1回出場。
華麗な守備とパンチ力が光る打撃で、チームの屋台骨となった基。ルーキーイヤーから主力として起用され、不動の正二塁手として君臨。1972年には打率.301、20本塁打、25盗塁の成績でベストナインに輝いた。また、太平洋クラブライオンズ時代の75年には、元祖「山賊打線」の2番打者として打率.282、リーグ最多の27犠打をマーク。つなぎ役として攻撃陣の潤滑油となった。
チーム在籍時の通算成績は、1381試合出場、打率.268、1255安打、139本塁打、428打点、176盗塁となっている。