巨人の開幕スタメンは？ 2022年プロ野球開幕戦オーダー予想【編集部フォーカス】
2022/03/19
産経新聞社
巨人の開幕戦予想スタメンは？
巨人の開幕戦は、本拠地・東京ドームでの中日戦。開幕投手は、5年連続でエース・菅野智之投手が指名された。打線の中で目を向けたいのが、不動の4番を固める2選手だ。
まずは、新戦力のグレゴリー・ポランコ外野手だ。ポランコは、MLB通算96本塁打、98盗塁をマークした左の大砲。3月上旬にチームへ合流し、持ち前のパワフルな打撃を披露。18日・ロッテ戦で「3番・右翼」として一軍デビューを飾った。急ピッチでの調整は懸念材料だが、いち早く日本の投手の特徴を掴み、メジャー仕込みの打棒を発揮したい。
そして、復活が待たれる中田翔内野手。昨季途中に日本ハムから巨人へ活躍の場を移すも、最後まで打撃の状態は上がらず。2球団合計で73試合出場、打率.177、7本塁打、20打点と大きく低迷した。背水の陣となる今季は、オフに大幅な増量を敢行。その効果もあり、オープン戦4本塁打と持ち味のパワーを遺憾なく発揮。13戦中10戦で安打を放ち、打率.306と打撃好調を維持している。
1、2番コンビは、圧倒的な実績を持つ丸佳浩外野手、坂本勇人内野手を予想。特に丸は極度の不振に苦しんでおり、開幕に向けて自分の打撃を取り戻したいところだ。
「6番・左翼」には新戦力のアダム・ウォーカー外野手らも候補に挙がるが、復調の兆しを見せているゼラス・ウィーラー内野手を起用。二塁には、守備で高い貢献度を誇る吉川尚輝内野手、捕手は、菅野のオープン戦全登板でマスクを被っている大城卓三捕手が既定路線とみられている。
打撃陣全体を見ると、18日に上半身の違和感から復帰した4番・岡本和真内野手こそ結果を残しているが、ほとんどが本調子には程遠い状態。外野では松原聖弥外野手、立岡宗一郎外野手ら、二塁で廣岡大志内野手、湯浅大内野手などもスタメン抜擢の可能性を十分に残している。