ヤクルトの開幕スタメンは? 2022年プロ野球開幕戦オーダー予想【編集部フォーカス】
2022/03/20
ヤクルトの開幕戦予想スタメンは?
ヤクルトの開幕戦は、敵地での阪神戦。開幕投手は、2年連続で小川泰弘投手が務める。昨季日本一を達成した強力打線だが、正捕手・中村悠平捕手が下半身の張りで離脱。さらに、リードオフマンの塩見泰隆外野手は新型コロナウイルスの濃厚接触者判定を受けており、開幕戦出場が不透明な状況だ。
最注目は、塩見の代役筆頭候補に挙がる高卒4年目の濱田太貴外野手だ。ルーキーイヤーから一軍デビューを飾った有望株は、昨季も開幕スタメンに肉薄したが、シーズン直前に上半身のコンディション不良で離脱。最終的に一軍出場はなく、二軍でもわずか13試合の出場にとどまった。今季は春季キャンプを二軍で過ごしたが、8日・楽天とのオープン戦で一軍へ合流。ここまで打率.370(27打数10安打)と打撃で猛アピールを続けている。不慣れな中堅守備は不安材料だが、持ち味の積極性を活かし、チームに勢いをもたらしたい。
高卒3年目の長岡秀樹内野手も、虎視眈々と正遊撃手の座を狙っている。昨季のレギュラー格・西浦直亨内野手は、オープン戦打率.148と低迷。長岡も打率こそ.211だが。12日・ソフトバンク戦では4打数4安打の固め打ち。随所に存在感を示しており、西浦を上回る出場機会を得ている。
今季も2番・青木宣親外野手、3番・山田哲人内野手、4番・村上宗隆内野手の並びが既定路線。以降の打順は、これまでの試合を踏まえて5番にドミンゴ・サンタナ外野手、7番にホセ・オスナ内野手を置き、長岡を6番に挟む形とした。
中村不在の司令塔は、打撃の良い内山壮真捕手、安定した守備を見せる古賀優大捕手の一騎打ちの様相だが、小川とオープン戦2試合でバッテリーを組んだ古賀を予想する。