日本ハムの開幕スタメンは? 2022年プロ野球開幕戦オーダー予想【編集部フォーカス】
2022/03/21
日本ハムの開幕戦予想スタメンは?
日本ハムの開幕戦は、敵地でのソフトバンク戦。“BIGBOSS”こと新庄剛志監督は、現時点で開幕投手を明言しておらず、数多くの投手が候補に挙がるが、開幕1週間前の18日・DeNA戦で先発した右腕・伊藤大海投手を予想した。野手陣は昨季から大幅に顔触れが変わり、オープン戦では”ガラポン打線“などバリエーション豊富な打線が試されている。
まず注目したいのは、覚醒を予感させているスター候補・万波中世外野手だ。昨季も一軍初本塁打を含む5本のアーチを描くなど存在感を示した大器は、ここまでオープン戦全体2位の5本塁打、トップタイの11打点をマーク。終盤は調子を落としたが、期待の大きさも加味して2番に置いた。
続いて、「6番・遊撃」とした水野達稀内野手。水野は、丸亀城西高、JR四国を経て、ドラフト3位で入団した即戦力ルーキーだ。春季キャンプから一軍に帯同し、オープン戦で攻守に躍動。打撃では打率.323(31打数10安打)、1本塁打をマークし、守備では二塁、三塁、外野なども守っているが、本職の遊撃で好プレーを連発。プロ1年目での開幕スタメンを手繰り寄せている。
最後は、打線のキーポイントとなる新助っ人の2選手だ。レナート・ヌニエス内野手は、右の長距離砲。アリスメンディ・アルカンタラ内野手は、内外野をこなせる俊足のスイッチヒッターとタイプは異なるが、ともにオープン戦で高い適応力を発揮。特にヌニエスは、少ない打席数ながら好成績を残しており、日本球界でも活躍を予感させている。打順はクリーンアップ起用を想定し、足を使えるアルカンタラを4番、ヌニエスを5番に据えた。
リードオフマンには淺間大基外野手、3番を近藤健介外野手、スタメンマスクは清水優心捕手と昨季のレギュラー格を予想した。近藤は16日・西武戦で左膝の違和感を訴え途中交代。軽症と見られているが、不在時の代役は王柏融外野手、高濱祐仁内野手らが有力候補となるだろう。
野村佑希内野手が出遅れている三塁のポジションには、石井一成内野手、渡邉諒内野手らもオープン戦でスタメン出場の機会を得たが、“ペッパー打法”で評価を上げている佐藤龍世内野手を選出。残る外野1枠は、王、松本剛外野手、今川優馬外野手などの争いとなるが、豪快なスイングでオープン戦3ホーマーの今川とした。