中日の開幕スタメンは? 2022年プロ野球開幕戦オーダー予想【編集部フォーカス】
2022/03/22
中日の開幕戦予想スタメンは?
中日の開幕戦は、敵地での巨人戦。左腕エース・大野雄大が、2年ぶりの開幕投手に指名された。野手陣で着目したいのが、高卒3年目の若手有望株2選手だ。
まずは、「2番・右翼」とした岡林勇希外野手だ。ルーキーイヤーから一軍で非凡な打撃センスを示すと、昨シーズンも24試合の出場で打率.254、2盗塁と終盤に存在感を発揮した。今シーズンはオープン戦序盤から走攻守に渡って猛アピールを見せ、打率.316(57打数18安打)、3盗塁をマーク。20日・ロッテ戦の走塁時に右手薬指を負傷し、最終戦を欠場したことは気がかりだが、初の開幕スタメンが有力と見られている。
そして、右の大砲候補としてブレイクが待たれる2019年ドラフト1位・石川昂弥内野手。昨季は6月に二軍戦で死球を受け、左手首を骨折。長期離脱を強いられ、そのままシーズンを終えることとなった。万全の状態で迎える今季は、春季キャンプから一軍に帯同。オープン戦でも主に三塁でスタメン出場を続け、打率.224ながら2月27日・楽天戦で一軍初アーチを放つなど大器の片鱗を見せている。将来を見越した起用も予想される中、飛躍のきっかけを掴みたいところだ。
オープン戦では1番・岡林も多く試されたが、打率3割超が期待できる大島洋平外野手を予想。しかし、最終戦は背中の張りを訴え欠場。コンディション面に不安を残している。
4番ダヤン・ビシエド内野手は今季も不動。前後を打つ3、5番には、今季から二塁へ本格コンバートとなった巧打者・高橋周平内野手と一発長打が期待できる木下拓哉捕手を据え、正遊撃手の京田陽太内野手は、下位の8番に置いた。
また、残る外野1枠にはドラフト2位ルーキー・鵜飼航丞外野手、根尾昂外野手、ベテランの福留孝介外野手なども候補に挙がるが、今季から外野にも参戦し、オープン戦打率.310(29打数9安打)、2本塁打の結果を残した阿部寿樹内野手を推す。