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松田、今江ら今季FA組に注目? 金本新監督の阪神、苦しい三塁手事情

シーズン中は全ポジション最多の8選手をレギュラー起用するなど阪神の泣き所となったサード。すでに今季FAのソフトバンクの松田を調査するとも報じられている。

2015/11/01

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三塁手、補強の可能性は?

 内部で期待できないとなると、外からの補強になる。
 幸運なことに今年はFA組の注目選手の中に、阪神が補強したいポジションの三塁手がいる。

 阪神の新三塁手として真っ先に名前が挙がるのが、現在調査を進めていることが報じられている新助っ人、マット・ヘイグ。
 MLBでの実績こそないものの、今季3Aで.338の高打率に加え92打点の勝負強さも兼備。三塁守備には不安が残るが、左投手に圧倒的な強さを見せることから、右投手に強く守備も巧みな今成と組み合わせることでポジション全体としては大きなレベルアップが期待できるだろう。
 同じ右打ちの三塁手であるジェイミー・ロマックやスイッチヒッターで外野も守れるジョーイ・テルドスラビッチも獲得候補に挙がっている。

 今季のFA権を持つ選手では今季ソフトバンクの日本一に大きく貢献した松田宣浩やロッテ一筋14年の今江敏晃らが権利を行使する可能性がある。
 松田は今季主に6番打者として出場し、自己最多の35本塁打、94打点をマーク。球団も移籍後チームに大きく影響を与えた金本監督の再来になると期待して獲得に熱視線を注いでいる。阪神の日本人選手で30本塁打を放ったのは07年の金本が最後、獲得できればチーム待望の国産大砲が誕生する。

 今江は今季死球による手首骨折でレギュラー定着の05年以来、初めて100試合を下回った。それでも7月14日の離脱までは.301をマークするなど力は健在。資金力の豊富なソフトバンクが残留に全力を尽くす松田より、金銭面でもメリットはある。

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