松田、今江ら今季FA組に注目? 金本新監督の阪神、苦しい三塁手事情
シーズン中は全ポジション最多の8選手をレギュラー起用するなど阪神の泣き所となったサード。すでに今季FAのソフトバンクの松田を調査するとも報じられている。
2015/11/01
今季契約切れの外国人選手も
今季で契約の切れる国内助っ人では元阪神のアーロム・バルディリスや多くの球団が注目するロッテのルイス・クルーズらも候補となるか。今季横浜で136試合にサードとして先発出場、爆発力には欠けるものの安定度は高く15本、50打点強は期待できる。
日本では主に二遊間を守ったクルーズ、2012年にはドジャースでサードのレギュラー格としてプレーしておりメジャーでの出場は三塁手が最多。確実性には欠けるが、2年連続16本塁打とパンチ力に長けるうえ、強肩かつ捕球から送球までが流れるようにスムーズな守備も一級品。他の多くの球団からも注目を集めている。
阪神のサードといえばかつては05年に今岡誠が147打点を達成、掛布雅之や藤村富美男ら歴代のポイントゲッターたちが守ってきたポジションだ。正三塁手の確立が来季のVへ向け、大きな鍵を握ることになる。