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岩村、青木ら過去の背番号「1」は海外に。『新ミスター・スワローズ』山田哲人の未来

山田哲人にとって2015年もさらに飛躍の年となった。来季は背番号「1」も内定しているという。気の早い話だが『新ミスター・スワローズ』には、メジャー関係者もその動向に注目している。

2015/11/02

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日本シリーズでミスター越えの快挙

 鮮烈なインパクトを残した。ヤクルト・山田哲人内野手が日本シリーズ第3戦(27日・神宮球場)で3打席連続本塁打を放った。あの巨人・長嶋茂雄(現終身名誉監督)が現役時代の1970年にロッテを相手にマークして以来の日本シリーズ3打席連続弾だったが、1試合では史上初。23歳の若燕が『ミスター越え』の快挙を大舞台で成し遂げた。

 しかし第4、5戦では打棒爆発が期待されながらも無安打に終わった。
 完全燃焼できず悲願の日本一を逃したものの、それでも同シリーズ敢闘選手賞を受賞。コンスタントに力を発揮できなかった点にはどうしても悔いが残るとはいえ、持ち前の爆発力に関しては十分に見せつけることができたといっていいだろう。

 ここまで順調なステップを踏んできたが、プロ5年目の2015年シーズンもさらなる飛躍の年となった。史上初となる本塁打王&盗塁王のダブルタイトルを獲得し、3割30本30盗塁の「トリプルスリー」も達成。八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍によって、チームを14年ぶりのリーグVへと導いた。
 
 誰もが認める文句なしの貢献度。今季推定で8000万円の年俸も、大幅アップは確実だ。

 断じることはできないが、これだけの偉業を成し遂げ、十二分な働きを見せたことを踏まえれば、タイトル料込みで2億円のラインまでいくのではと個人的に予測する。

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