「選抜優勝投手」の現役選手12人。即プロ率は約60%、甲子園での活躍がプロ野球への切符に?
2022/03/25
産経新聞社
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第94回選抜高校野球大会において、各校が連日熱戦を繰り広げている。一方で、プロ野球が25日に今年も開幕。プロ選手の中には、かつて選抜で名を挙げた選手も数多くいる。そこで今回は、現役プロ野球選手の中から、“選抜優勝投手”を紹介する。
2004年春:福井優也(済美/2年時)
現所属:東北楽天ゴールデンイーグルス
ポジション:投手
◇通算成績 ※2021年終了時点
143試合(618回1/3)、32勝41敗、472奪三振、防御率4.58
済美高はこの年、2年生エース福井を擁して、最速となる創部3年目で初出場初優勝を飾った。チームには、鵜久森淳志氏(1学年上)らがいた。また同大会では、東北高のダルビッシュ有が史上12人目のノーヒットノーランを達成した。
福井は、浪人生活を経て早稲田大へ進学。大卒で広島に入団し、ルーキーイヤーから8勝を挙げる活躍を見せた。2019年途中からは楽天に移り、昨季は19試合に登板した。