「選抜優勝投手」の現役選手12人。即プロ率は約60%、甲子園での活躍がプロ野球への切符に?
2022/03/25
産経新聞社
2007年春:田中健二朗(常葉菊川/3年時)
現所属:横浜DeNAベイスターズ
ポジション:投手
◇通算成績
216試合、11勝13敗1セーブ50ホールド、192奪三振、防御率3.79
常葉菊川は、大垣日大との東海勢対決を制し初優勝。田中健は選抜優勝投手として、ドラフト1位でプロ入りした。2015年にセットアッパーとして定着し、16、17年には60登板をクリア。しかし、2018年に大きく出番を減らすと、2019年8月に靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、シーズン終了後に育成契約に。そして昨季支配下に返り咲き、8試合に登板した。
2008年春:東浜巨(沖縄尚学/3年時)
現所属:福岡ソフトバンクホークス
ポジション:投手
◇通算成績
122試合、53勝29敗、589奪三振、防御率3.20
同センバツ大会では、抜群の安定感でチームを全国制覇に導いた東浜。卒業後は、亜細亜大へと進学し技術を磨いた。プロ入り後は2017年に16勝を挙げるなど先発投手として活躍。短縮シーズンの2020年には、9勝2敗、防御率2.34をマークした。