「選抜優勝投手」の現役選手12人。即プロ率は約60%、甲子園での活躍がプロ野球への切符に?
2022/03/25
産経新聞社
2014年春:高橋奎二(龍谷大平安/2年時)
現所属:東京ヤクルトスワローズ
ポジション:投手
◇通算成績
47試合、10勝11敗、250奪三振、防御率4.26
春夏通算最多の70回目の出場となった龍谷大平安だったが、決勝で履正社を破り、夏を含めても58年ぶり(春は初)の栄冠に。2年だった高橋は、二枚看板の一角として4試合に登板し、3勝を挙げた。
プロでは2018年に1軍デビューを果たすと、昨季は14試合を投げて防御率2.87。日本シリーズでも完封を記録するなど大器ぶりを見せつけ、さらなる進化が期待されている。
2015年春:平沼翔太(敦賀気比/3年時)
現所属:埼玉西武ライオンズ
ポジション:内野手
◇通算成績
177試合、打率.221、94安打、1本塁打、25打点、3盗塁
平沼は同大会で、エースで4番を担い、敦賀気比を北陸勢初の優勝へと導いた。北海道日本ハムファイターズに入団後は、内野手として生きる道を選んだ。2019年には自己最多の73試合に出場。昨季途中にトレードで西武に移籍し、新天地でレギュラー奪取を目指している。