阪神の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、タイガースレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/27
産経新聞社
三宅秀史・伸和(みやけひでし・のぶかず)
投打:右投右打
身長/体重:176センチ/70キロ
生年月日:1934年4月5日
経歴:南海高
〇ベストナイン:1回(1957年)
〇オールスターゲーム出場:4回(1957-60年)
882試合連続出場、NPB歴代3位の700試合連続フルイニング出場を記録した“鉄人”・三宅。守備の名手としても知られ、吉田義男との三遊間は鉄壁を誇った。1955年に三塁のレギュラーを奪取し、57年にはベストナインを受賞。同年7月から全試合フルイニング出場を継続し、5年連続20盗塁以上、翌年から5年連続2桁本塁打に到達。特に58年はリードオフマンの役割も任され、打率.269、キャリアハイの21本塁打、35盗塁と走攻守に躍動した。しかし、62年9月の試合前練習でボールが左眼を直撃。虹彩分離の重症を負い、思わぬ形で連続記録がストップ。以降は視力低下に苦しみ、完全復活は叶わなかった。
通算成績は、1219試合出場、打率.252、983安打、100本塁打、376打点、199盗塁となっている。