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阪神の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、タイガースレジェンド選手たちの成績は?

2022/03/27

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産経新聞社



掛布雅之(かけふまさゆき)

投打:右投左打
身長・体重:175センチ/77キロ
生年月日:1955年5月9日
経歴:習志野高
ドラフト:1973年ドラフト6位
〇本塁打王:3回(1979、82、84年)
〇打点王:1回(1982年)
〇最多出塁率(現最高出塁率):2回(1981-82年)
〇ベストナイン:7回(1976-79、81-82、85年)
〇ダイヤモンドグラブ賞(現ゴールデングラブ賞):6回(1978-79、81-83、85年)
〇オールスターゲーム出場:10回(1976-85年)
 
 「ニューダイナマイト打線」を牽引した“ミスタータイガース”。その打棒で多くの伝説を残した。高卒2年目の1975年に正三塁手へ定着すると、翌76年には打率.325、27本塁打と大きく飛躍。球界を代表する打者へと成長を遂げた。79年に初の打撃タイトルとなる本塁打王(48本)を獲得すると、全試合4番に座った82年には打率.325、35本塁打、95打点、出塁率.423と圧巻の数字で打撃3冠(本塁打・打点・出塁率)に輝いた。そして85年、ランディ・バース、岡田彰布との超強力クリーンアップで「バックスクリーン3連発」を記録。同年も打率.300、40本塁打、キャリアハイの108打点と主砲の役割を十二分に果たし、チームを創設初の日本一に導いた。現役15シーズンで7度の打率3割、75年からの11年連続を含む12度の2桁本塁打(うち20本塁打以上9度、30本塁打以上6度)に到達。華麗な三塁守備にも定評があり、ゴールデングラブ賞6回は、三塁手部門リーグ最多タイの受賞回数となっている。

 通算成績は、1625試合出場、打率292、1656安打、349本塁打、1019打点、49盗塁となっている。

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