阪神の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、タイガースレジェンド選手たちの成績は?
2022/03/27
産経新聞社
新井貴浩(あらいたかひろ)
投打:右投右打
身長/体重:189センチ/102キロ
生年月日:1977年1月30日
経歴:広島工-駒沢大
ドラフト:1998年ドラフト6位
〇打点王:1回(2011年)
〇ゴールデングラブ賞:1回(2008年)※一塁手部門での受賞。
〇オールスターゲーム出場:2回(2008、13年)
〇北京オリンピック出場
※チーム在籍時のみ。広島時代にMVP・本塁打王1回、ベストナイン2回受賞。オールスター6回、第1回WBC出場。
広島、阪神の2球団で計20年間の現役生活を送った新井。チームには2008年にFA加入。初年度は故障離脱もあったが、一塁手部門のゴールデングラブ賞を獲得した。翌年から三塁を主戦場とし、3年連続全試合出場を達成。10年にはキャリアハイの打率.311、19本塁打、112打点をマーク。4番に座った11年は、打点王(93打点)に輝いた。阪神では7年間プレー。在籍最終年以外は主にクリーンアップを任され、勝負強い打撃を見せていた。
チーム在籍時の通算成績は、882試合出場、打率.275、867安打、86本塁打、499打点、21盗塁となっている。
今回挙げた5人の他にも、岡田彰布、トーマス・オマリー、片岡篤史などは、サードのポジションでも活躍していた。