巨人の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?
2022/04/02
産経新聞社
小笠原道大(おがさわらみちひろ)
投打:右投左打
身長/体重:178センチ/84キロ
生年月日:1973年10月25日
経歴:暁星国際高-NTT関東
ドラフト:1996年ドラフト3位
〇最優秀選手(MVP):1回(2007年)
〇ベストナイン:2回(2007、09年)
〇オールスターゲーム出場:3回(2007、09-10年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2009年)
※チーム在籍時のみ。日本ハム時代に首位打者2回、MVP・本塁打王・打点王・最高出塁率・最多安打1回、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞6回受賞。オールスター8回、アテネオリンピック、第1回WBC出場。
豪快なフルスイングを信条とした小笠原。日本ハム時代には主要打撃タイトルを総なめし、在籍最終年には最優秀選手(MVP)にも選出された。巨人には2007年にFA加入すると、初年度から主に「3番・三塁」として打率.313、31本塁打、88打点をマーク。期待通りの活躍でチームをリーグ優勝に導き、リーグを跨いで2年連続となるMVPに輝いた。同年から4年連続「3割30本」に到達。09年にはキャリアハイの107打点を叩き出し、日本一の原動力となった。
チーム在籍時の通算成績は、701試合出場、打率.296、745安打、138本塁打、413打点、8盗塁となっている。