巨人の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ジャイアンツレジェンド選手たちの成績は?
2022/04/02
産経新聞社
村田修一(むらたしゅういち)
投打:右投右打
身長/体重:177センチ/92キロ
生年月日:1980年12月28日
経歴:東福岡高-日本大
ドラフト:2002年ドラフト自由枠
〇ベストナイン:3回(2012-13、16年)
〇ゴールデングラブ賞:3回(2013-14、16年)
〇オールスターゲーム出場:2回(2012、14年)
※チーム在籍時のみ・横浜時代に本塁打王2回、ベストナイン1回受賞。オールスター3回、北京オリンピック、第2回WBC出場。
リーグ3連覇の功労者となった村田。横浜時代には2年連続本塁打王に輝くなどパワフルな打撃でアーチを量産した。2011年オフにFA権を行使し、巨人入り。移籍初年度から全試合出場を果たすも、やや低調な成績に。しかし、翌13年は打率.316、25本塁打、87打点をマークし、リーグ連覇の原動力となった。さらに、16年にも「3割20本」をクリア。在籍6シーズンでベストナインを3回(2012-13、16年)獲得。すべてでゴールデングラブ賞の同時受賞も果たすなど、守備面でも高い貢献度を誇った。
チーム在籍時の通算成績は、795試合出場、打率.274、765安打、109本塁打、391打点、6盗塁となっている。
今回挙げた5人の他にも、水原茂、岡崎郁、江藤智、小久保裕紀などが優劣つけがたい活躍を見せた。また、現チームの「4番・三塁」を務める岡本和真は、2年連続の二冠王(本塁打・打点)を獲得。現役を代表する右の長距離砲として、確固たる地位を築いている。