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(2017~21年編)歴代「大学日本代表・4番」の5人。21年最強新人、今季ブレークしそうな選手も

2022/04/05

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産経新聞社



プロ野球最新情報

 横浜DeNAベイスターズの牧秀悟内野手をはじめ、大学日本代表で4番を打った選手らの活躍が、注目を集めている。彼らは、各球団で主戦級か、あるいはブレーク候補に名が挙がる。ここ2年はコロナ禍により大学日本代表が国際試合を行うことはなかったが、今後行われることがあれば、有力なドラフト指名候補としてチェックしておくべきだろう。
今回は、そんなプロ野球で活躍する、過去10年間の元・大学日本代表4番選手たちを紹介する。(2017~21年編)

 

 

「2017年の4番」レギュラー定着狙う代打の切り札

楠本泰史(くすもとたいし)

所属:横浜DeNAベイスターズ
生年月日:1995年7月7日
出身:大阪府出身
身長/体重:180センチ/82キロ
投打:右投左打
ポジション:外野手
通算成績:207試合、打率.225、71安打、4本、30打点、OPS.632(出塁率.308+長打率.324)※2022年4月3日時点
 
 東北福祉大では1年春からレギュラーを掴み、大学日本代表に3度選出されている。
 前年の第40回大会に続いて選出された「第41回日米大学野球大会(2017年)」では、「4番・指名打者(DH)」で全5試合に出場。全試合で安打をマークするなど、打率.389(18打数7安打)、3打点の数字を残して首位打者賞を獲得した。
 
 続く「第29回ユニバーシアード競技大会(2017年)」でも全7試合で4番を任され、打率.310(29打数9安打)、8打点の活躍を魅せた。決勝のアメリカ戦では2安打3打点と4番としての役割を存分も果たし、大会優勝に大きく貢献した。

 プロでは、DeNAからドラフト8位で指名され入団。19年の埼玉西武ライオンズ戦で記録したプロ初本塁打は、「代打逆転満塁本塁打」(デュアンテ・ヒースから)。ここまで代打の切り札として頭角を現してきたが、今季は開幕からスタメンに名を連ねており、レギュラー定着が期待される。

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