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広島の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、カープレジェンド選手たちの成績は?

2022/04/06

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衣笠祥雄(きぬがささちお)

投打:右投右打
身長/体重:175センチ/73キロ
生年月日:1947年1月18日
経歴:平安高
〇最優秀選手(MVP):1回(1984年)
〇打点王:1回(1984年)
〇盗塁王:1回(1976年)
〇ベストナイン:3回(1975、80、84年)
〇ゴールデングラブ賞:3回(1980、84、86年)
〇オールスターゲーム出場:13回(1971、74-77、80-87年)
 
 2215試合連続出場を達成した“鉄人”が、一塁手編に続き名を連ねた。1968年にファーストのレギュラー、中軸打者へ定着。75年にサードへコンバートして以降は、俊足を兼ね備えたパワーヒッターとして黄金期の「赤ヘル打線」を牽引した。76年に盗塁王(31個)を獲得すると、84年には打率.329、31本塁打、102打点をマークし、打点王とベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞。日本一の立役者となり、最優秀選手(MVP)にも選出された。広島一筋23年を貫き、71年から引退まで17年連続全試合出場を達成。通算打撃成績でも歴代屈指の成績(安打5位、本塁打7位タイ、打点11位)を残した。

 通算成績は、2677試合出場、打率.267、2543安打、504本塁打、1448打点、266盗塁となっている。

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