広島の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、カープレジェンド選手たちの成績は?
2022/04/06
新井貴浩(あらいたかひろ)
投打:右投右打
身長/体重:189センチ/102キロ
生年月日:1977年1月30日
経歴:広島工-駒沢大
ドラフト:1998年ドラフト6位
○最優秀選手(MVP):1回(2016年)
○本塁打王:1回(2005年)
○ベストナイン:2回(2005、16年)
○オールスターゲーム出場:6回(2002、05、07、15-17年)
〇ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2006年)
※チーム在籍時のみ。阪神時代に打点王1回、ゴールデングラブ賞1回受賞。オールスター2回、北京オリンピック出場。
一塁手編に続いての選出となった新井。2000年に16本塁打を放ちブレイクすると、05年には打率.305、43本塁打、94打点と大きく成績を伸ばし、本塁打王とベストナインを受賞した。さらに、翌年から2年連続全試合出場、100打点をクリア。07年オフには阪神へのFA移籍を決断したが、キャリア晩年の15年に復帰。主に「4番・一塁」として輝きを放ち、16年には打率.300、19本塁打、101打点をマークしてチームを25年ぶりリーグ優勝に導き、自身はリーグ最年長(39歳)で最優秀選手(MVP)に輝いた。
チーム在籍時の通算成績は、1501試合出場、打率.260、1336安打、233本塁打、804打点、22盗塁となっている。
今回挙げた5人の他にも、山川喜作(武範)、阿南順一、ウェイド・ロードンなども存在感を示していた。