中日の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ドラゴンズレジェンド選手たちの成績は?
2022/04/08
産経新聞社
中日の歴代ベストナイン・三塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(中日ドラゴンズ・三塁手編)
ケン・モッカ
投打:右投右打
身長/体重:185センチ/95キロ
生年月日:1950年9月29日
経歴:ピッツバーグ大-パイレーツ-エクスポズ-ブルージェイズ
〇オールスターゲーム出場:1回(1982年)
パワーと確実性を兼ね備えたモッカ。1982年に来日すると、初年度から主に「3番・三塁」として全試合に出場し、打率.311、23本塁打の好成績を残してリーグ優勝の原動力となった。さらに、84年にはキャリアハイの打率.316、31本塁打、93打点、出塁率.395をマーク。現役最終年となった翌年も、打率3割をクリアするなど最後までシュアなバッティングを見せていた。
NPB通算成績は、473試合出場、打率.304、516安打、82本塁打、268打点、6盗塁となっている。