中日の“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、ドラゴンズレジェンド選手たちの成績は？
2022/04/08
産経新聞社
落合博満（おちあいひろみつ）
投打：右投右打
身長/体重：178センチ/82キロ
生年月日：1953年12月9日
経歴：秋田工-東洋大-東芝府中
ドラフト：1978年ドラフト3位
○本塁打王：2回（1990-91年）
○打点王：2回（1989-90年）
○最高出塁率：4回（1987-88、90-91年）
○ベストナイン：4回（1988-91年）※1988、90-91年は一塁手部門での受賞。
○オールスターゲーム出場：6回（1987-91、93年）
※チーム在籍時のみ。ロッテ時代に最優秀選手（MVP）2回、首位打者5回、本塁打王・打点王・最高出塁率3回、ベストナイン6回受賞。オールスター6回出場。巨人時代にオールスター2回、日本ハム時代にオールスター1回出場。
一塁手編でも登場した「神主打法」の天才打者が、三塁手としても躍動した。ロッテ時代には3度の三冠王を受賞する快挙を成し遂げ、1987年に中日へトレード加入。リーグを変えても圧倒的な成績を残し、在籍7シーズンで本塁打王・打点王2回、最高出塁率・ベストナイン4回（1988、90-91年は一塁手部門）に輝いた。ファースト起用が目立ったが、87、89年はサードをメインに出場。特に89年は4番打者として全試合出場を果たし、打率.321、40本塁打、116打点、出塁率.410をマークして打点王とベストナインを獲得した。
チーム在籍時の通算成績は、863試合出場、打率.307、913安打、210本塁打、625打点、18盗塁となっている。