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佐々木朗希が打ち立てた伝説。歴史的な一日、偉業を歴代達成記録とともに振り返る【完全試合・奪三振記録】

2022/04/10

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産経新聞社



千葉ロッテマリーンズ最新ニュース

 千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が10日、オリックス・バファローズ戦に登板し、槙原寛己氏(当時巨人)以来28年ぶりとなる完全試合を達成した。そのほか、奪三振にまつわるプロ野球記録でも偉業を成し遂げている。令和の伝説となった歴史的一日となったこの日の記録を振り返ってみる。

 

 

完全試合達成


 
 走者を一人も出さない「完全試合」を達成したのはプロ野球史上16人目(16度目)。また無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)に範囲を広げれば、2020年の小川泰弘投手(ヤクルト)以来、83人目(94度目)となる。
 
 完全試合の達成は実に28年ぶりの快挙。槙原氏が達成した当時でさえ16年ぶりのことであり、成熟した現代野球における達成の困難さを物語っている。

以下は歴代完全試合達成者一覧。
<見方>
達成年月日 選手名(所属)  対戦相手(球場) スコア 奪三振
 
1950/6.28 藤本英雄(巨人)  西日本戦(青森) 4-0 奪三振7
1955/6.19 武智文雄(近鉄)  大映戦(大阪) 1-0 奪三振6
1956/9.19 宮地惟友(国鉄)  広島戦(金沢) 6-0 奪三振3
1957/8.21 金田正一(国鉄)  中日戦(中日) 1-0 奪三振10
1958/7.19 西村貞朗(西鉄)  東映戦(駒沢) 1-0 奪三振6
1960/8.11 島田源太郎(大洋)  阪神戦(川崎) 1-0 奪三振3
1961/6.20 森滝義巳(国鉄)  中日戦(後楽園) 1-0 奪三振4
1966/5.1 佐々木吉郎(大洋)  広島戦(広島) 1-0 奪三振7
1966/5.12 田中勉(西鉄)  南海戦(大阪) 2-0 奪三振7
1968/9.14 外木場義郎(広島)  大洋戦(広島) 2-0 奪三振16
1970/10.6 佐々木宏一郎(近鉄)  南海戦(大阪) 3-0 奪三振4
1971/8.21 高橋善正(東映)  西鉄戦(後楽園) 4-0 奪三振1
1973/10.10 八木沢荘六(ロッテ)  太平洋戦(仙台) 1-0 奪三振6
1978/8.31 今井雄太郎(阪急)  ロッテ戦(仙台) 5-0 奪三振3
1994/5.18 槙原寛己(巨人)  広島戦(福岡ドーム) 6-0 奪三振7
2022/4.10 佐々木朗希(ロッテ)  オリックス戦(ZOZOマリン) 6-0 奪三振19

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