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佐々木朗希が打ち立てた伝説。歴史的な一日、偉業を歴代達成記録とともに振り返る【完全試合・奪三振記録】

2022/04/10

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産経新聞社



3つの奪三振記録


 
 この日佐々木朗は、奪三振面においてもプロ野球記録を樹立した。
 
 まず、プロ野球新記録となったのは、13者連続三振。初回3人目の吉田正尚外野手から、5回3人目の西村凌外野手まで、13者連続で三振を奪った。
 
 また、この連続三振が途切れた後も三振を量産し、結果的にこの試合だけで27個のアウトのうち、19個を三振で奪った。一試合19奪三振は、1995年に野田浩司氏(当時オリックス)が達成した「一試合奪三振数」のプロ野球記録に並ぶ最多タイの数字だった。
 
 さらに、この日は毎イニングで三振を奪い、昨年10月から続く連続イニング奪三振を34に伸ばした。日本記録は2015年にデニス・サファテ投手(当時ソフトバンク)が達成した43イニングが最長で、この記録の更新にも今後期待がかかる。

13者連続三振(日本記録)

これまでの日本記録:9者連続三振
1957/7.23 梶本隆夫(阪急) 南海戦
1958/5.31 土橋正幸(東映) 西鉄戦
 

一試合19奪三振(日本記録タイ)

主な一試合奪三振記録
19 1995/4.21 野田浩司(オリックス) ロッテ戦 1-2
19 2022/4.10 佐々木朗希(ロッテ) オリックス戦 6-0
18 2011/8.27 田中将大(楽天) ソフトバンク戦 5-0
17 1962/5.24 足立光宏(阪急) 南海戦 4-0
17 1990/4.29 野茂英雄(近鉄) オリックス戦 15-2
17 1994/8.12 野田浩司(オリックス) 近鉄戦 3-2
 

34イニング連続奪三振(※継続中)

日本記録:デニス・サファテ(ソフトバンク) 43イニング

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