「ノンテンダーFA」の3人、新天地での成績は? 実質“戦力外”からリーグ最強打者へ
2022/04/22
産経新聞社
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オフに大きな物議を醸した「ノンテンダーFA」問題。その渦中にいた選手たちの現在地を紹介する。
東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍した西川遥輝は、現状リーグ最強打者。リーグ全体が「打低」状態にあえぐ中、異彩を放っている。リーグを跨ぎ横浜DeNAベイスターズに戦いの場を移した大田泰示は、新天地で限られた出場機会の中で結果を残し、9安打中5本が長打と持ち前の力を発揮している。
一方、独立リーグから再起を図る秋吉亮(福井ネクサスエレファンツ)は、不慣れなマウンドや北陸の冷えた気候の影響もありまだまだ本調子とは言えない。チームも最下位に沈んでいるが、これからの活躍に期待がかかる。
▼西川遥輝(東北楽天ゴールデンイーグルス)
【試合】16
【打率】.345(58打数20安打)
【本塁打】3本塁打
【打点】15打点
【盗塁】5盗塁(1盗塁死)
【OPS】1.062(出塁率.458+長打率.603)
備考:打率リーグ2位、安打数リーグ4位タイ、本塁打リーグ2位タイ、打点リーグ1位、盗塁リーグ2位タイ、OPSリーグ1位(出塁率、長打率もともに1位)
▼大田泰示(横浜DeNAベイスターズ)
【試合】10
【打率】.300(30打数9安打)
【本塁打】1本塁打
【打点】5打点
【盗塁】0盗塁
【OPS】.867(出塁率.300+長打率.567)
▼秋吉亮(福井ネクサスエレファンツ 日本海オセアンリーグ)
【登板】4
【投球回】3回2/3
【勝敗】1勝1敗
【奪三振】6
【与四死球】5
【防御率】12.27
【WHIP】2.73