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朗希だけじゃない…歴代最強の「佐々木」5人。異常な完全試合率、投打にメジャークラスの逸材【プロ野球最強の名字は?】

2022/04/23

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産経新聞社



クローザーの代名詞的存在

佐々木主浩(ささきかづひろ)


生年月日:1968年2月22日
出身:宮城県出身
身長/体重:190センチ/98キロ
投打:右投右打
経歴:東北高-東北福祉大-横浜大洋(1990-1992)-横浜(1993-1999)-マリナーズ(2000-2003)-横浜(2004-2005)
 
 「大魔神」の愛称で知られる歴代屈指のクローザー。鋭いフォークを武器に、NPBでは歴代3位となる252セーブ、MLBでは日本人選手最多となる129セーブを記録した。現在の「最多セーブ」にあたる「最優秀救援投手」5度は、プロ野球タイ記録である。
 
 1989年に横浜大洋からドラフト1位指名を受けて入団。プロ2年目の91年、当時の抑えであった遠藤一彦がけがで離脱すると、代替クローザーとして抜擢され17セーブを挙げた。3年目には最優秀救援投手に初選出。
 
 95年には32セーブを記録し、自身初の防御率1点台をマーク。1998年まで4年連続で最優秀救援投手に選出されている。
 
 97年にはシーズン無敗、38セーブ、防御率0.90と圧巻の活躍をみせ、7年ぶりのAクラス入りに貢献。98年は被本塁打が1本のみという驚異的な成績で、当時の最多記録45セーブをマーク。防御率はキャリハイを更新する0.64を記録し、1960年以来となるリーグ優勝、日本一に導く立役者となった。

 99年のオフにFA権を行使してシアトル・マリナーズに移籍。37セーブをあげアメリカン・リーグ新人王に選出。大魔神と呼ばれた絶対的守護神の日米通算381セーブは、現代でも語り継がれている。

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