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朗希だけじゃない…歴代最強の「佐々木」5人。異常な完全試合率、投打にメジャークラスの逸材【プロ野球最強の名字は?】

2022/04/23

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産経新聞社



現役は朗希以外にも…

佐々木朗希(ささきろうき)


生年月日:2001年11月3日
出身:岩手県出身
身長/体重:190センチ/85キロ
投打:右投右打
経歴:大船渡高-千葉ロッテマリーンズ(2020-)
 
 ついに覚醒した“令和の怪物”。ドラフト会議では、パ・リーグ4球団(ロッテ、楽天、日本ハム、西武)が競合の末にロッテ入り。球団の方針により、ルーキーイヤーは身体作りに専念することとなった。
 
 昨季は、オープン戦で実戦登板を果たすと、開幕後は二軍で圧巻の投球を見せた。そして5月16日の西武戦で満を持して一軍デビュー。5月27日の阪神戦では、5回4失点(自責点3)でプロ初勝利を挙げた。
 
 その後も中10日以上の登板間隔を空けて先発登板。レギュラーシーズン2位で迎えたポストシーズンでは、開幕投手に抜擢。6回10奪三振1失点の好投で勝利に貢献するなど大器の片鱗を示した。
 
 プロ3年目の今季は、開幕からローテーション入りを果たすと、開幕3戦目に先発登板し、自己最速を更新する164キロを計測した。そして、10日のオリックス戦では、NPB新記録となる13者連続奪三振、NPB記録に並ぶ1試合19奪三振を記録。終始打者を圧倒して9回を105球で投げ切り、史上最年少(20歳5カ月)での完全試合を達成した。
 
 近年では1994年に記録した巨人・槙原寛己以来の快挙となり、令和では初めての完全試合。プロ初完封・初完投勝利が完全試合となったのも、歴代で佐々木朗希が初めてであった。
 
 さらに、次戦の日本ハム戦でも、8回までパーフェクトピッチング。試合状況と球数の影響もあってマウンドを譲ったが、2試合連続で球史に残る快投を見せた。通算成績では、まだまだ駆け出しの選手であることには変わりないが、最大瞬間風速で言えば、すでに歴代トップクラスと言えるだろう。
 
 現在では「佐々木」姓の現役選手に、佐々木朗希はじめ、同僚の佐々木千隼、西武の佐々木健と3選手が活躍中。千隼は、昨シーズン54試合に登板し勝利の方程式としてプロ5年目にブレーク。リリーフながら8勝をあげており、自身の投球で数々の勝利を呼び込んだ。

 佐々木健は2020年ドラフト2位で西武に入団。即戦力社卒サウスポーとして期待されながら1年目には思うような活躍が出来なかったが、2年目を迎えた今年、21日までに10試合に登板。リリーフ陣の一角としてチームを支えており、勝ちパターン入りも期待される。

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