オリックスの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、バファローズレジェンド選手たちの成績は?
2022/04/25
産経新聞社
オリックスの歴代ベストナイン・三塁手部門
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(オリックス・バファローズ・三塁手編)
中谷順次・準志(なかたにじゅんじ)
※1953年の登録名は中谷演男
投打;右投右打
身長/体重:177センチ/68キロ
生年月日:1918年4月19日
経歴:和歌山商-田村駒商店
〇ベストナイン:1回(1950年)
〇オールスターゲーム出場:2回(1951-52年)
※チーム在籍時のみ。西鉄(現西武)時代にオールスター1回出場。
俊足強打を誇った中谷。阪急(現オリックス)では1949年からプレーし、初年度から「4番・三塁」として打率.320、15本塁打、出塁率.390をマークした。2リーグ制となった翌年も打率.299、キャリアハイの21本塁打、98打点、28盗塁と持ち味を発揮し、ベストナインを受賞。6シーズンの在籍ながら、中心打者として強い存在感を放った。
チーム在籍時の通算成績は、622試合出場、打率.284、640安打、68本塁打、380打点、110盗塁となっている。