オリックスの“歴代最強”サード5人。球団史を彩る正三塁手の系譜、バファローズレジェンド選手たちの成績は?
2022/04/25
産経新聞社
アーロム・バルディリス
投打:右投右打
身長/体重:185センチ/90キロ
生年月日:1983年1月5日
経歴:サンフランシスコデサレス高-米マイナー
育成選手として阪神に入団し、支配下へと這い上がったバルディリス。オリックスには2010年に加入し、1年目からレギュラーへ定着。規定打席未満ながら打率.301、14本塁打と結果を残し、大きく飛躍を遂げた。その後も不動の正三塁手として低迷するチームを支え、在籍4シーズンすべてで2桁本塁打に到達。特に最終年となった13年には、打率.289、17本塁打、91打点をマークするなど持ち前の勝負強さが際立っていた。
チーム在籍時の通算成績は、540試合出場、打率.279、525安打、59本塁打、262打点、5盗塁となっている。
今回挙げた5人の他にも、岡嶋博治、ジョージ・アリアスなども存在感を発揮。現役の宗佑磨は、25年ぶりリーグ優勝を果たした2021年にサードのレギュラーを奪取し、ベストナインとゴールデングラブ賞をW受賞。今後のさらなる活躍にも期待がかかる。