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来季誰が正三塁手? 今江・松田らFA選手や外国人選手の移籍次第で、シャッフルの可能性も

今江、松田がFAを宣言。ルナ、バルディリスらの退団も濃厚で今オフは多くの球団を巻き込んだ三塁手の大異動が起こる可能性もある。実績抜群の今江は高額年俸がネックとなりそうな一方で脇谷、クルーズらが高い人気を集めそうだ。

2015/11/11

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外国人選手のシャッフルはあるか?

 今江のチームメイトであるクルーズも来季の移籍先が注目される。三塁、二遊間どちらを守っても強肩を生かした守備は魅力的。ムラはあるが、打撃も16本塁打、73打点とパンチ力を備える。

 やはり巨人や、三塁・二遊間ともに選手層が薄い横浜らは獲得できれば大きな補強となるのではないか。

 他にも今季中日で活躍したルナは、来季36歳を迎える年齢こそネックも、打撃技術は健在だ。バルディリスも15本、60打点のラインはコンスタントにクリアできる。

 隠れた人気選手となりそうなのが、人的補償で移籍した選手としては初のFA権を行使した脇谷。
 今季は打率.294、出塁率.367の好成績に加え内野全ポジションに右翼も守れるユーティリティー性は大きな魅力だ。人的補償も必要ない。

 打席あたりのRCでは、今江を大きく上回っており、新天地ではレギュラー獲得も期待できる。

 三塁手と言えばかつては長嶋茂雄らが守った野球の花形ポジション。2016年各球団のホットコーナーを務めるのは誰になるのだろうか。

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