阪神はもう安全圏? プロ野球、シーズン最低勝率ランキング ワースト記録は…【パ・リーグ編】
2022/05/02
産経新聞社
1リーグ時代:後楽園イーグルス(1937年春)
セントラル・リーグ、パシフィック・リーグと歴史を紐解いてきたが、1リーグ制の時代では、さらに低い勝率を記録したチームが存在する。1937年のイーグルスは56試合を戦い、12勝44敗0分で勝率.214。後楽園といえば読売ジャイアンツの本拠地という印象が強いが、イーグルスも本拠地として使用していた。
このシーズンの勝率のみを見ると絶望的に思えるが、同年の秋シーズンには28勝19敗2分で勝率.596、8球団中3位に入る好成績。草創期の出来事とはいえ、きっかけをつかめば大きく浮上する可能性もあるという例としてあげることができるだろう。