「和製トラウト」「日本のジーター」…MLBの歴史的名選手に重ねられる日本人5人
2022/05/01
産経新聞社、Getty Images
和製ベーブ・ルース
「和製ベーブ・ルース」と言われるのは、大谷翔平(エンゼルス)だ。そもそも投打にわたって高いレベルを実現できたのが、大谷しかいないのである。
大谷は、「投手」「野手」の二刀流という近年類を見ない形でプレーしており、その凄さは現代においては未知のものだ。ルースは途中で打者に軸足を移すこととなったが、大谷の場合は未だに投打甲乙つけがたく、身体が許す限りは二刀流を続けていくことになる。大谷が今後どんな選手になっていくのか、その完成形は誰にもわからない。
“ベーブ”の愛称通り愛らしいルックスでも知られたルース。一方の大谷も甘いマスクと鍛え抜かれたフィジカルを併せ持つ。日に日に凄みを増す若武者は、野球の神様にどこまで近づき、そして無二の記録を作り続けるのだろうか。
▼参考:ベーブ・ルースの通算成績
【投手成績】
163試合(1221回1/3)、94勝46敗4セーブ、488奪三振、防御率2.28
【打撃成績】
2504試合、打率.342、2873安打、714本塁打、2213打点、123盗塁、OPS1.164(出塁率.474+長打率.690)