プロ野球史上最高の外国人投手5人。歴代最強の“大当たり”助っ人選手は誰?
2023/02/12
産経新聞社
郭源治(かく・げんじ)
投打:右投右打
身長/体重:178センチ/75キロ
生年月日:1956年10月5日
経歴:華興高-輔仁大
16年に渡り活躍を続けた郭源治。先発・リリーフ問わず登板を重ね、大車輪の活躍を見せた。
台湾出身、華興高、輔仁大、台湾陸軍を経て日本球界へ。1981年途中から中日でプレー。86年までは主に先発として活躍し、83年から4年連続2桁勝利をマークするなどエース格としてマウンドにあがった。85年にはリーグ最多の230回1/3を投げている。
87年にはクローザーに転向。同年に26セーブを挙げ、最優秀救援投手のタイトルを獲得した。翌88年には前年を上回る37セーブを挙げ、チームのリーグ優勝に大きく貢献。救援のみで111回を投げるフル回転ぶりで2年連続となる最優秀救援投手とシーズンMVPに輝いた。
以降も先発・リリーフ問わず起用され、特に94年には主に先発として、防御率2.45をマークし最優秀防御率のタイトルを獲得。チームの投手陣を支え、貢献し続けた。退団後は母国・台湾リーグでプレーした。
NPB通算成績は、496試合(1971回)を投げ、106勝106敗116セーブ、1415奪三振、防御率3.22となっている。