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プロ野球”史上最強”世代!? 1988年生まれの投手5人。日米で活躍するスター選手たち

2022/05/12

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産経新聞社、Getty Images



前田健太(ミネソタ・ツインズ)

投打:右投右打
身長/体重:182センチ/81キロ
生年月日:1988年4月11日
経歴:PL学園高
ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
 
 傑出した完成度を誇る右腕。日米でともに本塁打を放つなど投手離れした打撃も魅力だ。PL学園高から2006年高校生ドラフト1巡目で広島に入団。高卒2年目の08年に9勝を挙げると、10年に大きく飛躍。15勝8敗、174奪三振、防御率2.21をマークし、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の投手3冠、沢村賞にも輝いた。
 
 同年から6年連続2桁勝利を記録。12、13年には2年連続最優秀防御率を受賞するなど圧倒的な成績を残し、球界のエースへと成長した。また、日本球界最終年となった15年は15勝8敗、175奪三振、防御率2.09の成績で2度目の最多勝と沢村賞を手にし、最高峰への挑戦を決めた。
 
 メジャーリーグでは、1年目から強豪ドジャースの開幕ローテーション入りを果たし、デビュー戦で初勝利、初本塁打と投打に躍動した。同年はキャリアハイの16勝を挙げ、地区優勝に大きく貢献。翌17年以降も先発として活躍を続ける一方で、チーム事情と適性を見出されてシーズン終盤はリリーフ起用が目立った。19年オフにはア・リーグのツインズへ移籍すると、60試合制となった20年は6勝1敗、防御率2.70、メジャートップのWHIP0.75をマーク。サイ・ヤング賞投票でも2位に入るなどエースとして確固たる地位を築いた。

 しかし開幕投手を務めた昨季は、故障の影響もあって序盤から調子が上がらず。9月に右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、現在も完全復活を目指してリハビリに励んでいる。

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