セ・リーグ、次世代スター候補の現在地 二軍で大活躍したあの若手有望株はブレイクできる?
2022/05/21
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プロ野球の世界に入った選手の多くは、激しい練習と熾烈なアピール合戦に打ち込み、一軍での活躍を目指している。二軍での活躍通りスター街道をひた走る選手もいれば、二軍での実績通りの活躍を見せられない選手たちもいる。今回は、昨季二軍で素晴らしい成績を残したセントラル・リーグの「次世代スター候補」たちの現在地を紹介していく。(今季成績は5月20日時点)
内山壮真(東京ヤクルトスワローズ)
ポジション:捕手
投打:右投右打
身長/体重:171センチ/71キロ
生年月日:2002年6月30日
経歴:星稜高
ドラフト:2020年ドラフト3位
昨季二軍成績:74試合出場、打率.231、8本塁打、25打点、36四球、52三振、2盗塁、OPS.732(出塁率.342+長打率.391)
今季一軍成績:21試合出場、打率.153、0本塁打、4打点、7四球、20三振、0盗塁、OPS.446(出塁率.242+長打率.203)
ヤクルトの注目選手は19歳の内山だ。星稜高校から2020年ドラフト3位で入団した強打の捕手。高校の1学年先輩には奥川恭伸投手がおり、ヤクルト入団後にバッテリーを組む目標が叶った。昨季は二軍で打率.231も8本塁打、出塁率.342、278打席で52三振で三振率は.187(2014年の西武ライオンズ・森友哉捕手の二軍成績と同じ数字)を記録した。
オープン戦でマルチ安打を記録するなど、快調な滑り出しだった今季は、レギュラーの中村悠平捕手の故障もあり、ここまで一軍で21試合に出場。打率は.153だが、四球を7個選んでおり、三振せず四球も選べる好打者としての進化に注目したい。