セ・リーグ、次世代スター候補の現在地 二軍で大活躍したあの若手有望株はブレイクできる?
2022/05/21
秋広優人(読売ジャイアンツ)
ポジション:内野手
投打:右投左打
身長/体重:200センチ/95キロ
生年月日:2002年9月17日
経歴:二松学舎大付高
ドラフト:2020年ドラフト5位
昨季二軍成績:82試合出場、打率.229、8本塁打、26打点、23四球、67三振、3盗塁、OPS.661(出塁率.293+長打率.367)
今季一軍成績:出場なし
巨人で取り上げるのは身長200センチ超の恵まれた体格を持つ秋広。二松学舎大学付高から2020年ドラフト5位で入団した大砲候補だ。ルーキーイヤーの昨季はキャンプと紅白戦で結果を残したがオープン戦で失速。二軍では8本塁打を放つなど存在感を見せた。一軍で得たのはわずか1打席だったが、オフには背番号が松井秀喜氏らが背負った「55」に変更されるなど、チームの期待の高さを伺わせる1年目だった。
今季は一軍出場なしだが、二軍では順調に数字を伸ばしている。打率.266、2本塁打で、昨季の打率.229から向上。三振率(三振数÷打席数)もここまで.160と優秀な数字を残し、確実性の部分の伸びを感じさせる。遠くに飛ばす力はもともとあり、将来への期待が更に高まっていると言えるだろう。