“日本一”の「首位打者」は…プロ野球通算打率ランキング6~10位【NPB歴代最高記録】
2023/01/15
産経新聞社
第8位:与那嶺要 打率.3110(4298打数1337安打)
投打:左投左打
身長/体重:175センチ/82キロ
生年月日:1925年6月24日
経歴:フェリントン高-ハワイ朝日-米マイナー
1951年に巨人へ加入したアメリカ合衆国出身の与那嶺。当時は外国人枠の規定がなかったが、戦後初の外国人選手としてその礎を築いた。
途中加入となった同年は、54試合の出場ながら打率.354、26盗塁の成績を残すと、以降は主にチームのリードオフマンを担い、俊足巧打のプレースタイルで7年連続打率3割をクリアした。54年には打率.361で初の首位打者に輝き、56、57年にも2年連続でタイトルを獲得。特に打率.343をマークした57年はリーグ優勝に大きく貢献し、最高殊勲選手(現最優秀選手・MVP)も受賞した。
その後、成績が低迷した60年限りで巨人を退団。61年からは中日で2年間プレーした。