“日本一”の「首位打者」は…プロ野球通算打率ランキング6~10位【NPB歴代最高記録】
2023/01/15
産経新聞社
第6位:柳田悠岐 打率.315(4383打数1379安打)
投打:右投左打
身長/体重:187センチ/90キロ
生年月日:1988年10月9日
経歴:広島商-広島経済大
ドラフト:2010年ドラフト2位
“現役最強打者”の呼び声も高いスラッガー。豪快なスイングから広角に長短打を打ち分け、率と長打を高いレベルで両立している。
広島商、広島経済大を経て、2010年ドラフト2位でソフトバンクに入団。3年目の13年にレギュラーとして台頭すると、翌14年に大きく飛躍。打率(.317)、盗塁(33個)、出塁率(.413)でタイトルに肉薄する数字を残した。
さらに不動の3番を打った15年は、打率.363、34本塁打、99打点、32盗塁、出塁率.469をマークし、「3割30本30盗塁」の“トリプルスリー”を達成。首位打者、最高出塁率の打撃2冠も受賞し、最優秀選手(MVP)にも選出された。
以降も目覚ましい活躍を続け、同年から4年連続最高出塁率、18年には再び首位打者との打撃2冠を獲得。19年は38試合出場とけがに泣いたが、120試合制となった20年は、打率.342、146安打、29本塁打、86打点、出塁率.449とチームを4年連続日本一に導く活躍を見せ、初の最多安打、2度目のMVPなどに輝いた。22年は開幕直後に登録抹消となったが、5月4日オリックス戦で通算4000打数に到達。同年終了時点での通算打率は、現役では青木宣親(ヤクルト)に次ぐ数字となっている。