“日本一”の「首位打者」は…プロ野球通算打率ランキング1~5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/15
産経新聞社
第5位:青木宣親 打率.3171(5909打数1874安打)
投打:右投左打
身長/体重:175センチ/80キロ
生年月日:1982年1月5日
経歴:日向高-早稲田大
ドラフト:2003年ドラフト4巡目
卓越した打撃技術を誇る歴代屈指の“安打製造機”。ベテランの域を迎えているが、主力としてチームを支え続けている。
日向高、早稲田大を経て、2003年ドラフト4巡目でヤクルトに入団した青木は、2年目の05年にブレイク。打率.344、202安打をマークし、首位打者と最多安打のタイトルに輝いた。
以降は主に1、3番を打ち、07年(.346)、10年(.358)に首位打者を獲得。球界を代表する打者へと成長を遂げ、11年オフにポスティングシステムを行使してメジャーリーグへ挑戦した。
メジャーでも6年間で通算打率.285と存在感を示し、18年に古巣・ヤクルトに復帰すると、初年度から衰え知らずの打棒を発揮した。21年は打率.258にとどまり、通算打率歴代トップの座から陥落したが、左翼のレギュラーとして悲願の日本一を達成。22年も出場機会は減らしたが、ここぞの場面で勝負強い打撃を見せていた。