“日本一”の「首位打者」は…プロ野球通算打率ランキング1~5位【NPB歴代最高記録】
2023/01/15
産経新聞社
第4位:ブーマー 打率.3174(4451打数1413安打)
投打:右投右打
身長/体重:200センチ/100キロ
生年月日:1954年4月25日
経歴:オールバニ州大-ブルージェイズ-ツインズ
主に阪急(現オリックス)で活躍した“怪人”ブーマー。NPBでは実働10シーズンで通算277本塁打を記録。8度の打率3割超えなど柔らかさも兼ね備え、右打者ではトップの通算打率を誇る。
加入1年目の83年から打率.304と結果を残すと、翌84年は打率.355、37本塁打、130打点と圧巻の数字。最優秀選手(MVP)、外国人選手初の三冠王(打率・本塁打・打点)に輝き、チームをリーグ優勝に導いた。
以降も中軸として打線の中心を担ったブーマー。オリックス・ブレーブスに球団名が変わった89年には、“ブルーサンダー打線”の3番打者として打率.322、リーグ最多の165安打(※当時最多安打の連盟表彰なし)、40本塁打、124打点を挙げ、首位打者と打点王の打撃2冠を受賞した。しかし、翌90年はけがの影響で46試合の出場にとどまると、91年は打率3割をクリアするなどまずまずの結果を残したが、同年限りで退団。92年はダイエー(現ソフトバンク)でプレーした。