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パ・リーグ、次世代スター候補の現在地 二軍で大活躍したあの若手有望株はブレイクできる?

2022/05/21

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 プロ野球の世界に入った選手の多くは、激しい練習と熾烈なアピール合戦に打ち込み、一軍での活躍を目指している。二軍での活躍通りスター街道をひた走る選手もいれば、二軍での実績通りの活躍を見せられない選手たちもいる。今回は、昨季二軍で素晴らしい成績を残したパシフィック・リーグの「次世代スター候補」たちの現在地を紹介していく。(今季成績は5月20日時点)

 

 

来田涼斗(オリックス・バファローズ)


ポジション:外野手
投打:右投左打
身長/体重:180センチ/90キロ
生年月日:2002年10月16日
経歴:明石商高
ドラフト:2020年ドラフト3位
 
昨季二軍成績:89試合出場、打率.255、2本塁打、26打点、13四球、89三振、5盗塁、OPS.635(出塁率.286+長打率.349)
 
今季一軍成績:9試合出場、打率.136、0本塁打、0打点、3四球、8三振、0盗塁、OPS.376(出塁率.240+長打率.136)
 
 オリックスの注目選手は来田だ。明石商高から2020年ドラフト3位で入団したポテンシャル抜群の外野手。昨季はルーキーイヤーながら一軍デビューを果たすと、初打席の初球を本塁打にする鮮烈なデビューを飾った。高い身体能力を活かした力強いスイングと俊足を活かし、トリプルスリーを期待できるとの声も。今季はさらに出場機会を増やすべく、オープン戦5試合で5安打とまずまずの結果を残した。

 今季はここまで9試合に出場も目立った結果は残せておらず、一軍と二軍を行ったり来たりの生活。二軍では打率.283、三振率(三振数÷打席数)は.185と優秀な数字を残している。コンタクト力が上がりつつある今季、再び一軍での大暴れがみられるだろうか。昨季優勝したものの今季は4位に沈むチームの浮上に向け、若武者の活躍が期待される。

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