パ・リーグ、次世代スター候補の現在地 二軍で大活躍したあの若手有望株はブレイクできる?
2022/05/21
黒川史陽(東北楽天ゴールデンイーグルス)
ポジション:内野手
投打:右投左打
身長/体重:182センチ/86キロ
生年月日:2001年4月17日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2019年ドラフト2位
昨季二軍成績:48試合出場、打率.319、3本塁打、31打点、15四球、22三振、2盗塁、OPS.806(出塁率.365+長打率.441)
今季一軍成績:15試合出場、打率.246、0本塁打、2打点、6四球、7三振、0盗塁、OPS.611(出塁率.313+長打率.298)
楽天からは黒川をピックアップ。智弁和歌山高から2019年ドラフト2位で加入した好打者だ。二軍では初年度から打率.297、6本塁打、2年目の昨季は打率.319と順調に結果を残し続け、一軍でもすでに初本塁打を記録している。広角に打ち分ける柔らかなバットコントロールと長打力を兼ね備え、未来の中軸打者として期待される。
今季も二軍では打率3割以上をマークしており視界良好。一軍でも出番が増え、昨季の一軍打率.187から今季は.246と数字も良化している。三振も大幅に減っており、ハイレベルな一軍の投手にも適応しつつあるとみてよいだろう。首位を走る楽天の選手層は熱いが、今後の活躍次第では今季中にレギュラー奪取の可能性も期待させる存在だ。