プロ19年目?人生19年目? すでにベテランの風格を漂わせる若手選手4人【編集部フォーカス】
2022/05/23
産経新聞社
横浜DeNAベイスターズ:牧秀悟内野手(24歳)
投打:右投右打
身長/体重:178センチ/93キロ
生年月日:1998年4月21日
経歴:松本第一高-中央大
ドラフト:2020年ドラフト2位
球団公認の「ベテランルーキー」はすでにチームの大黒柱
2年目にしてすでにチームの精神的支柱となっている。ルーキーイヤーから粘り強さと長打力を兼ね備えた打撃を見せ、137試合で打率.314、22本塁打と一流の数字を残した。新人史上初のサイクル安打や日本記録の5打席連続二塁打など、圧巻の1年だった。
そんな牧は、DeNA公式YouTubeチャンネルで「ベテランルーキー」と題された動画が公開されるほどの「若手らしからぬ雰囲気」で知られる。 今年4月21日の誕生日には、チーム最年長の藤田一也内野手(39歳)から、「今日は牧の42歳の誕生日」とイジられる場面も。同僚や首脳陣からも厚い信頼を寄せられている証拠だ。
文句のつけようがない個人成績に加え、ベンチでの声掛け、最後まで諦めない姿勢、チームの勝利にかける思いは若手の模範となるベテランの振る舞いのよう。チーム内でのコロナウイルス感染症拡大や主力選手の離脱など、暗い話題が続くDeNAを引っ張る24歳。若手にチャンスがある環境だけに続く選手が多く出てくることが期待される。