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現在メジャーでは…NPBで“無双”した元助っ人投手5人。日本球界から逆輸入の外国人選手たち

2022/12/22

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Getty Images, 産経新聞社



ニック・マルティネス(サンディエゴ・パドレス)


 
投打:右投左打
身長/体重:185センチ/90キロ
生年月日:1990年8月5日
経歴:フォーダム大-レンジャーズ-日本ハム-ソフトバンク-パドレス
NPB通算成績:63試合(378回1/3)、21勝22敗、1S、1H、297奪三振、防御率3.02
 
 2017年まではレンジャーズで4年間主に先発としてシーズンを過ごしていたマルティネス。しかし、いずれの年も被打率が.270を超え、16、17年は防御率5点台と安定感を欠いていた。
 
 18年に日本ハムで日本球界入りすると、1年目から2桁10勝をマークした。故障の影響もあり、19年は一軍登板なし、20年も精彩を欠いた。しかし、21年からソフトバンクへ移籍すると“無双”。惜しくも規定投球回には届かなかったが、21試合(140回2/3)の登板で防御率1.60と、球界屈指の数字を記録した。
 

 
 2022年からパドレスでメジャー復帰を果たしたマルティネス。シーズン序盤は先発ローテーションを担い、6月下旬からはリリーフへ回った。ブルペンでは存在感を増し、レギュラーシーズンでは47試合(106回1/3)を投じて防御率3.47をマーク。MLB史上初の「10先発以上、4ホールド以上、8セーブ以上」を達成するなどフル回転し、ポストシーズンでも好投を披露した。
 
 
 5人のほかにも、2022年はアンソニー・バース、スペンサー・パットン、マット・ムーア、ライアン・ブレイシア、ジェイ・ジャクソンらがメジャーのマウンドを踏んでいる。

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