プロ野球”史上最強”世代!? 1988年生まれの野手5人。球界を代表する強打者たち
2022/05/19
産経新聞社、Getty Images
柳田悠岐(福岡ソフトバンクホークス)
投打:右投左打
身長/体重:187センチ/90キロ
生年月日:1988年10月9日
経歴:広島商-広島経済大
ドラフト:2010年ドラフト2位
豪快なフルスイングから広角に長短打を打ち分けるスラッガー。広島商、広島経済大を経て、2010年ドラフト2位でソフトバンクに入団。3年目の13年にレギュラーとして台頭すると、翌14年に大きく飛躍。打率(.317)、盗塁(33個)、出塁率(.413)でタイトルに肉薄する数字を残した。
さらに不動の3番を打った15年は、打率.363、34本塁打、99打点、32盗塁、出塁率.469をマークし、「3割30本30盗塁」の“トリプルスリー”を達成。首位打者、最高出塁率の打撃2冠も受賞し、最優秀選手(MVP)にも選出された。
以降も目覚ましい活躍を続け、同年から4年連続最高出塁率、18年には再び首位打者との打撃2冠を獲得。19年は38試合出場とけがに泣いたが、120試合制となった20年は、打率.342、146安打、29本塁打、86打点、出塁率.449とチームを4年連続日本一に導く活躍を見せ、初の最多安打、2度目のMVPなどに輝いた。今季は開幕直後に左肩を痛めて登録抹消となったが、一軍復帰後は持ち前の打棒を披露。5月4、5日のオリックス戦では、逆方向へ2試合連続弾を放つなど完全復活を印象付けている。